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PIPに対する心構え

「原因」「現状」を分析し,「対策」を考える

PIP(パフォーマンス・インプルーブメント・プラン)とは,労働者の業務を改善するためのプログラムです。PIPは,外資系企業で実施されています。PIPを受けて,適応障害,抑うつ状態,うつ病になる場合もありますので,メンタルヘルスを守る必要があります。

PIPを実施すると告げられたときは,「原因」「現状」を分析し,「対策」を考える必要があります。

「原因」としては,成績不良,スキル不足がある場合と成績不良やスキル不足などの明白な理由がない場合があります。明白な理由がない場合は,会社の暗黙のルールに違反した可能性があります。会社の暗黙のルールが何かは,労働者には明らかにされません。

上司が望むやり方と異なるやり方を実行する場合や上司をリスペクト(尊敬)しない場合は,会社の暗黙のルールに違反する可能性があります。

「現状の分析」では,@PIPを実施された後,退職勧奨,解雇がなされるか,A再度,PIPを実行されるか,過去の例について,情報収集が必要です。

「対策」としては,@PIPの課題の達成を目指すか,Aパッケージ(特別退職金)の交渉をするか,BPIPの中止を求めるか,のいずれかの方針を決めるべきです。

PIPの課題の達成を目指す場合は,課題の具体化,明確化,合理化,客観化(例えば,数値目標の設定),サポート体制の整備,評価の前のフィードバック(異議申立)を会社に要求する必要があります。

PIPに対抗するには,心療内科の医師や弁護士のバックアップを得るのがベターです。


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